俳句愛好会

第1回 4月句会

第1回 4月の季題:
桜 春雨
場 所レオパレス博多
日 時2016年4月20日(水)16時
参加者数5名
選考作品数15作品
次回予定
5月31日(火)16:00〜19:00 
季題:新茶 母の日
備考:場所はレオパレス博多 終了後食事会します。
第1回俳句愛好会を開催しました。参加者は、幡鉾、牟田、紫垣、白澤、加藤です。皆さん初めてですが楽しんでもらえました。特選は同点でしたので2作品となりました。牟田さんの特選句、恵みも知らずとは、せっかく春雨が降ってきたけどハウスの中では天の恵みを受けられないせつなさを句にしたそうです。幡鉾さんは今年は5回も花見に行ったけど人が多くてお酒を飲めなくて後でゆっくり楽しんだので余韻楽しむとなったそうです。俳句はみんな初心者なので細かなルールはともかくまずは5・7・5で思ったままつくり作品の思いを語りあって楽しみましょう。次回の季語は新茶と母の日です。たっぷり時間はありますのでのんびり考えてください。次回だれか新茶よろしくお願いします。
特選句
春雨の 恵みも知らず ハウス菜は 牟田 
葉桜に 余韻楽しむ 宴かな     幡鉾
準特選句
老木に 桜一輪 意地を見し    加藤
その他の句

桜咲く 孫にあらたな 門出かな   白澤

(孫の門出とそれまでの長生きを桜が祝ってくれている感もあるとの評も)

盃に浮く 桜ひとひら 身に染みる  幡鉾

風吹いて 桜模様の 男傘     紫垣

古希過ぎて 桜の宴は 肴(こう)要らず  牟田

春雨や することもなく たまの世話  加藤

筑肥路の 車窓桜は 白に分(ぶ)が  牟田

樋井川に 散らしながらも 花筏    紫垣

君に舞う ひとひらの夢 花いかだ   白澤

水溜り 花びら集う 別れかな     紫垣

(水溜りにあった桜の花びらと別れを楽しめたそうです)

春の雨 げた箱に傘 母のかげ     白澤

(雨の日は母が姉妹4人分の雨靴と傘を学校の下駄箱に置いてくれていました)

桜散り 春の宴が 名残り惜し     幡鉾

分かれ道 春雨降るも 立ち話     加藤 

 

 

 

 

 

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