俳句愛好会

第16回 7月句会

第16回 7月の季題:
吟行
場 所糸島半島
日 時2017年7月18日12:00
参加者数6名
選考作品数12作品
次回予定
2017年8月22日(火)16:00〜  レオパレス博多
季題:迎え火  秋の雲
備考:句会後に食事会を行います。
今月は、糸島半島にある仲間の別荘に皆で吟行に行きました。別荘は高台にあって遠くに烏帽子島が見えました。3階建ての広々としたログハウス風で良く澄んだ日には壱岐の島が見えるそうです。着いたら皆で軽く掃除をしてすぐに外に出てめいめい季語を見つけて一人2句その場で作りいつものように句会を始めました。2作品でしたのであっという間に終わりその後、特注弁当を食べながら、幡鉾さん差し入れの北海道の銘酒や牟田さん差し入れのビールも飲みました。卵焼き、ゴーヤ料理、和え物など女性たちの手作り料理もおいしかったです。牟田さんは体調不良で残念ながら句会は欠席でしたが西新まで来てくれて沢山差し入れもらいました。皆さんありがとうございました。
特選句
ほど近く里富士もあり青田風    野口

烏帽子見え産土の陰夏の海     白澤
準特選句
同胞と憩いし庭に蝉時雨      白澤

梅雨晴れ間句敵集ふ友の別邸    野口
その他の句

赤とんぼ島見えるかと尋ねけり   加藤

 

夕凪に吸いこむ夕日金の道     中野

 

壱岐が見え家族の様な夏句会    中野

 

糸島の別荘守るほととぎす     加藤

 

刻々と西日彩る庵かな       幡鉾

 

蝉時雨短き命燃え尽くす      幡鉾

 

磨ぎ汁を母乳求めし夏の花     紫垣

 

湧き水の湯となり流るおだやかに   紫垣

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