俳句愛好会

第22回/1月句会

第22回/1月の季題:
雪  初茜
場 所ホテルレオパレス博多
日 時2018年1月30日16:00〜
参加者数6名
選考作品数18作品
次回予定
2月28日
季題:梅  短日
備考:句会後食事会します。
平成30年初句会は、メンバー7名中6名の参加でした。牟田さんが体調不良で欠席です。
特選句は、幡鉾さんが別府湾のホテルに宿泊した時、海側で見た初茜がとても綺麗だったのでその情景を句にしたそうです。

準特選句は、中野さんが島根県在住の頃、有名な竹下登さんの実家に行ってその時見た事を思い出して作品にしたとの事です。また島根県は雪深くてその頃はスキーで牛乳配達していたそうです。

俳句の世界では春は花、秋は月、冬は雪らしいですね。福岡では雪はめったに積もらないから物足りないです。早く春になって欲しい・・・。牟田さん来月は参加をお待ちしていますよ。

今回も女性たちから、手作りのピリ辛はりはり漬けやクッキー頂きました。ありがとうございました、美味しかったです。
特選句
初茜恍惚と観る老二人     幡鉾  
準特選句
雪灯り厨やに響く水の音    中野
その他の句

神在ると疑いも無し初茜    野口  

良き友やほろ酔い楽し雪見酒  幡鉾  

子等帰り公園守る雪だるま   加藤  

南国の雪に喜ぶ犬と子と    野口  

初茜山裾染めて主役待つ    加藤   

深々と雪降る夜に一人酒    加藤   

走り出す子を引き止めて雪の道 野口  

海凪て神宿る島初茜      白澤   

雪灯り宿下駄の跡道しるべ   白澤  

柩行くコンドル舞や雪しまき  中野  

祖父の名が刻まれし宮初茜   白澤  

初東雲動かしたいやあの島を  中野  

積雪が隣家屋根より我庭へ   紫垣  

白い息吐いて遠くに初茜    紫垣   

降る雪や空に溶け込む脊振山  幡鉾  

初茜重ね塗るよにひろがりて  紫垣  

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