俳句愛好会

第45回/1月句会

第45回/1月の季題:
囲炉裏 山茶花
場 所レオパレス博多
日 時2020/1/21  16:00
参加者数7名
選考作品数21作品
次回予定
令和2年2月19日 水曜日
季題:蠟梅  猫の恋
備考:
今年の特選第一号は野口さんで準特選は同点で3名でした。
全員揃っての初句会でしたが野口さんは足を痛めて最近はグラウンドゴルフの練習に行っていないとのことです。心配ですね。
特選句
囲炉裡端いずこの寺か鐘の音   野口
準特選句
山茶花や旧家の門の開かれず   野口  
自在鉤今日も二人の囲炉裏かな  柴垣  
誰かれと労ねぎらいて炉火の酒  白澤  
その他の句

囲炉裏端母想い出す童歌     野口  

山茶花や雀たわむる日和かな   幡鉾  

山茶花や花びらこぼれ紅く染む  幡鉾  

囲炉裏火に思ひを馳せる祖父の顔 幡鉾   

山茶花の重なり散りて紅い道   中野  

山茶花や山ふところに夕日黄ばむ 中野  

いろり灯やはろばろ香りまきの音 中野  

集団で山茶花目当て雀来る    牟田  

山茶花や白には白の想い有    牟田  

爺婆や里の囲炉裏は猫も居た   牟田  

垣根越へ散る山茶花の紅の庭   柴垣  

山茶花の紅白散りて独り言    柴垣  

都会捨て囲炉裏暮らしも3年目  加藤  

山茶花の薄桃色や肌襦袢     加藤  

竹串を時折回す囲炉裏番     加藤  

炉火仄か北国の宿客なまり    白澤  

山茶花の花が縁取る垣根道    白澤  

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