俳句愛好会

2016年12月13日(火)第9回 12月句会

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第9回 12月の季題:
冬ざれ  寒牡丹
参加者
7名 21作品
特選句
冬ざれにせめて着映れの色選ぶ   紫垣 
(周りがさびれていく中せめて着物くらいは色目の濃いのを着たい)
冬ざるる浮桟橋に定期船      加藤  
(潮風で錆びた浮桟橋に高速船が定刻に)
準特選句
耐えること多きこの世に寒ボタン  中野 
(これまで耐えること多かった、寒牡丹も耐えている) 
冬ざれの水面に寄り添う白き鳥   白澤 
(久山CCの池の中に鳥が2羽) 
宮の杜群抜く色気寒牡丹      牟田  

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2016年11月18日(金)第8回 11月句会

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第8回 11月の季題:
冬の星  鴨
参加者
6名 18作品
特選句
零(こぼ)るれば手に受け止めん冬の星         野口    
(冬の星は手に受け止めるくらいいっぱいあります)
準特選句
冬の星輝く瞳夢いずこ             幡鉾
(夢や空想を働かせながら星空を眺めました)

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2016年10月26日第7回 10月句会

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第7回 10月の季題:
祭り 木犀
参加者
7名 21作品
特選句
急ぐとも暫し止まれと金木犀     加藤    
(立ち止まって金木犀の香りを楽しむ余裕をもちましょう)
準特選句
里神楽あとつぎ育つまつりかな    野口
(規模の小さい神楽は後継者がいないのです。郷里を思って作りました)

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2016年9月28日第6回 9月句会

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第6回 9月の季題:
柿 新涼
参加者
6名 18作品
特選句
干し柿の匂い漂う祖母の家      石橋MK 
準特選句
旧友へ柿一箱の無沙汰便       牟田  
(朝倉へ柿狩りに行った時友人に柿を送ったら喜ばれたそうです)

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2016年8月30日第5回 8月句会

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第5回 8月の季題:
朝顔 いわし雲
参加者
6名 18作品
特選句
朝顔の 一朝一会の はかなさよ      紫垣  
(朝顔は朝咲いたらもう翌日は咲かない)
準特選句
飛行機に 網懸らぬか 鰯雲        野口  
(鰯雲に網が仕掛けてあるのに飛行機が通って行った)

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2016年7月28日 第4回 7月句会

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第4回 7月の季題:
花火  百合
参加者
6名 投句1名 19作品
特選句
装ひし 乙女の目立つ 花火の日     野口
(街で女の子の浴衣姿を見れば今日は花火大会かと思いました)
にぎやかに 花火囲んで 三世代     紫垣
(夏休みに孫たちが来ていたころが懐かしい、今は大学生だから)
揚げ花火 負けじとはしゃぐ 着物かな  幡鉾
(着物を着た子供達が花火みてはしゃいでいました)
儚さは 夢よりもなほ 遠花火      野口
(花火は華やかだけど儚いです、夢も目が覚めれば消えてるし)
準特選句
白百合は 私がクィーン 凛と咲く    幡鉾
(白百合は百合の中の百合と思うのでこうなりました)
白百合を 千々に乱れる 胸に抱く    白澤
(叶わなかったことを思いながら百合の花束を胸に)

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2016年6月30日第3回 6月句会

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第3回 6月の季題:
梅雨 紫陽花
参加者
7名 21作品
特選句
紫陽花の 彩(いろ)また変はる 昨夜(よべ)の雨  野口
(紫陽花の特徴をそのまま句にしたそうです)
準特選句
すだれごし あじさい濡れる 苔の庭   白澤
(実家の隠居の庭を思い句にしました)

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2016年5月31日(火)第2回 5月句会

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第2回 5月の季題:
母の日 新茶
参加者
5名 他に投句2名 18作品
特選句
一握り 新茶届きし 海越えて   加藤
準特選句
香り立つ 緑葉色の 碗にキス   紫垣
子の遺骨 抱きて祖国へ 母の愛  幡鉾

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2016年4月20日(水)第1回 4月句会

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第1回 4月の季題:
桜 春雨
参加者
5名 15作品
特選句
春雨の 恵みも知らず ハウス菜は 牟田 
葉桜に 余韻楽しむ 宴かな     幡鉾
準特選句
老木に 桜一輪 意地を見し    加藤

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