場 所 | ホテルレオパレス博多2階レストラン虎夢 |
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日 時 | 2017年10月31日16:00〜 |
参加者数 | 7名 |
選考作品数 | 21作品 |
季題: | こたつ 木枯らし |
備考: | 句会後に食事会も行います |
道の駅訪ねる先に柿紅葉 紫垣
復興の朝倉旅や初紅葉 紫垣
一行は朝霧の中見送らる 紫垣
山寺に霧が舞散り山清し 中野
ベランダに鉢を並べて紅葉狩 加藤
岩礁に神炎たつ明けの霧 白澤
紅葉揺れ木漏れ日映す神の池 野口
余生とはこれからのこと薄紅葉 野口
照れ気味に少し遅れて庭紅葉 牟田
霧を分け汽笛鳴らして定期船 白澤
リプレーでアウトセーフや霧も晴れ 牟田
霧たちこめ船の汽笛がいと哀し 中野
油山けふはお休み霧の中 幡鉾
霧峠消される日日に魔の心 中野
晩鐘も染めて寂しや山紅葉 白澤
真赤な頬っぺ紅葉やうな可愛い手 幡鉾
紫垣さんの作品はこの夏に豪雨被害に合った朝倉を旅した時に出来た句だそうで3作品は関連しとるとよと。まさに吟行ですね。牟田さんの句はプロ野球、日本シリーズで今宮のホームタッチアウトがビデオリプレー判定でセーフになり嬉しくてできた句だそうです。球場に霧は無かったのですが。
今日の、野口さんからの一言。俳句には寂しいとか、哀しいとかの表現は直接入れず句を詠んだ人がそう思うように言葉を選んだがいいですよ。と教えてもらいました。