第55回福岡壱岐の会定期総会の開催について 2024.6.16
福岡壱岐の会 川﨑会長挨拶
壱岐市 中上副市長挨拶
福岡壱岐の会は令和6年6月16日八仙閣本店にて第55回定期総会及び懇親会を開催しました。当日は壱岐市での長崎県消防団大会と重なり篠原一生市長、小畑英二壱岐振興局長、市議の方々など関係者は出席できませんでしたがそれでも約120名の参加でした。また壱岐焼酎の蔵元と振興局から沢山の焼酎を提供してもらいました。有り難うございました。中村英一福岡市副市長、奥様が芦辺町出身の古賀之士参議院議員、お母様が郷ノ浦町出身の山本剛正衆議院議員等約50名の来賓紹介のあと代表して中上良二壱岐市副市長から篠原市長の祝辞を代読していただきました。アトラクションは芦辺町箱崎出身の高村恵二さんがリーダーのジャズ演奏でとても好評でした。恒例のPRタイムでは小島神社の参道修復募金やふるさと納税のお願い、福岡魚市場の壱岐出身女性セリ人永村まどかさんの紹介、田山久倫さんは壱岐から世界に向けた磯焼け対策の取り組みなど皆さん壇上で熱弁されました。今年はジャズ演奏もPRタイムも例年になく皆さん耳を傾けていました。またふるさと商社から出展されたかじめや鯵、鰯の干物は完売しました。最後に壱岐市観光連盟の下条正文会長の万歳三唱でお開きとなりました。
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第55回定期総会 川﨑会長挨拶 令和6年6月16日
みなさんこんにちは。福岡壱岐の会 会長の川崎でございます。
それでは、福岡壱岐の会 第55回定期総会の開会にあたり、一言ご挨拶申し上げます。 本日は、ふるさと壱岐の方からも多数のご来賓に、ご臨席いただいております。
本当にありがとうございます。
ただ、壱岐市の方では長崎県の消防団大会が本日開催されている関係もあり、篠原新市長様や壱岐市議会の議員さん達はみなさん欠席となっております。
篠原市長は、4月14日に実施されました壱岐市長選挙で初当選されました。
投票率が72.64%(令和4年11月福岡市長選挙は34.31%)と驚きの数字です。
これは、島のいいところで、市民のみなさんの声が直接行政や市のトップに届くといったように、市政と市民生活が密着しているせいなのかなと思っております。
篠原市長は、平成12年から壱岐市の職員として勤務されておりますが、平成25年度と平成26年度の2年間、壱岐市からの出向者として福岡市の経済観光文化局のプロモーション推進課の職員としてインバウンド関係の業務に従事されております。その当時の上司の方の話によりますと篠原さんは大変優秀で、2年間の出向期間の延長も内部では検討されたと聞いております。
これから、壱岐市長として大変な重責を担うことになりますが、ぜひ、壱岐市の発展のためにご尽力を賜りたいと思います。
それから、本日は、前市長の白川さんもお見えになっております。壱岐市2代目の市長として4期16年の長きにわたり壱岐市のかじ取りをされてこられました。本当にお疲れ様でした。
さて、本日の総会では、会則の改正をお願いすることしております。内容は会員の皆様の年会費の増額でございます。総会の中で詳しく説明をいたしますが、昨今の物価上昇を踏まえて引上げざるを得ない状況となっております。ぜひ、ご理解を賜りたいと存じます。
また、本日のアトラクションは、皆さんにJAZZを楽しんでもらいます。会場に入られるときに演奏を聴かれたと思いますが、懇親会の途中でも演奏をして頂くこととなっております。リーダの高村さんは芦辺出身で、壱岐市の博物館でもコンサートをされております。是非、楽しみにして頂きたいと思います。
それでは、ただいまより総会及び懇親会を開催いたしますが、1年ぶりに再会された方もあり、積もる話もあると思いますので、なるべく、早く懇親会の方に入れるよう、効率的な総会運営に努めてまいりますので、よろしくご協力をお願いします。
最後になりますが、本日ご参加の皆様の今後ますますのご活躍ご健勝と、ふるさと壱岐がますます発展していくことを祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。
本日は、よろしくお願いします。
壱岐市篠原市長祝辞(中上副市長代読)
福岡壱岐の会総会祝辞
本日は第55回目を迎えます「福岡壱岐の会総会」が、会員皆様、そして関係者の皆様多
数ご出席のもと、盛会に開催されますことを心からお慶び申し上げます。
福岡壱岐の会におかれましては、平素よりふるさと壱岐の振興発展のため、多大なるお力
添えをいただいておりますことに対し、深く敬意を表しますとともに、心から厚くお礼を申し上げます。
私は、先の市長選挙におきまして、市民皆様の付託を得て、市政を担わせていただくこととなりました。白川前市長が築いてこられた壱岐市の揺るぎない基盤を基に、さらに発展させるべく、これまで培ってきた経験と人脈を十二分に活かして、壱岐に住む全ての皆様が安心して、いつまでも住み続けたいと思える新たな壱岐の未来を、市民皆様と共につくってまいります。
さて、皆様がいつも心を寄せていただいております壱岐について、近況を少し紹介させていただきます。
本市は、国内初の気候非常事態宣言自治体として、再生可能エネルギー導入拡大に取り組んでおりますが、去る2月6日、脱炭素に関する優れた取組を表彰する全国大会である「脱炭素チャレンジカップ」において、最高位の環境大臣賞グランプリを受賞いたしました。
これは、市内のふぐ養殖場に、太陽光発電の電力と、その余剰電力で製造した水素による水素発電を供給する「RE水素システム」の産学官連携による取組等が高く評価されたものであります。
今後も、島内全てのエネルギーを再エネに変える、そして、それを日本や世界に広げていくという壮大なチャレンジを継続してまいります。
次に、去る6月9日に開催した本市の一大イベントであります「ツール・ド・壱岐島二〇二四」につきましては、多くの市民皆様のご協力をいただき、盛会に終了することができました。
昨年度「サイクルフェスティバル」から「ツール・ド・壱岐島」に大会名称を一新し、本大会では、大会申込者489名、当日出走者417名、完走者396名と、北は宮城県から南は沖縄県まで、ご家族等を含めて多くの方にご来島いただいたところであります。
また、「神々の島 壱岐ウルトラマラソン」につきましても、10月19日の開催に向けて、
準備を進めております。今後も様々な行事、イベント等を実施し、観光振興をはじめとする全ての産業の振興に繋げ、市内経済のさらなる活性化に取り組んでまいります。
また、日頃より各方面からご支援をいただいておりますふるさと納税について、令和5年度実績は、寄附総額8億7,764万円、対前年比で約1億4千万円の増となりました。
自治体間競争が年々激化しておりますが、本市では、寄附いただいた方に満足いただけるよう、返礼品の開発のほか、本市の課題でもある安定供給対策など、市内事業者との連携強化を図り、また先進的な自治体への視察及び研究により、本年目標額10億円獲得に向け、さらなる推進を図ってまいりますので、会員皆様におかれましては、ご親族並びにご友人・知人の皆様にお声掛けいただき、ふるさと壱岐市の振興・発展にご協力いただけましたら幸いでございます。
今後も、先人から受け継いだ素晴らしい環境を守りながら、市民皆様の幸せを一番に願い、
対話を重ねながら、一人ひとりに寄り添う市政運営に邁進してまいる所存でありますので、会員皆様には、尚一層のご指導、ご協力、そして、ご意見、ご提案等賜りますようお願い申し上げます。
結びに、福岡壱岐の会の益々のご発展と、川﨑会長様はじめ会員皆様のご健勝・ご多幸を
心から祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。
令和6年6月16日 壱岐市長 篠原 一生