俳句愛好会
第31回/11月句会
- 第31回/11月の季題:
- 冬晴れ 帰り花
場 所 | レオパレス博多 |
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日 時 | 2018年11月28日16:00〜 |
参加者数 | 6名 |
選考作品数 | 18作品 |
- 次回予定
- 2019年1月31日(木)
季題: 白菜 三寒四温 備考: 12月は休会です。1月は新年会を兼ねて行います。
今月は野口さんが所用のため欠席でしたが投句していただきました。しかしながら特選はやはり野口さんでした。幡鉾さんの作品でササラ電車とは北海道で冬に現れる割った竹を電車に取り付けた除雪電車のことだそうです。今月は皆さんからゆず、生八橋、スイートポテト、チョコなど沢山の差し入れでした。ありがとうございました。
- 特選句
- 吾が影の長く伸び行く冬日和 野口
- 準特選句
- 冬うらら馬に揺られて草千里 加藤
- その他の句
帰り花春まで待てぬ君に咲く 加藤
色褪せし身に紅付ける帰り花 野口
山吹の葉陰に一つ返り咲き 牟田
帰り花昔兵舎の跡に咲く 野口
もう一度見せてやりたし返り花 紫垣
冬晴れや登って来いよと油山 牟田
富士映ゆる冬晴れの雲に凛然と 幡鉾
冬晴れにササラ電車も一休み 幡鉾
雪虫や出番待ちわび冬うらら 幡鉾
吉兆か鉢白梅に帰り花 牟田
冬晴れや姿なき人安らげり 中野
冬晴れや物干し台の奪ひ合ひ 紫垣
夕日背に何を期待の返り花 白澤
畦わけて冬晴れの畑母の笑み 白澤
冬晴れやママ友集ふすべり台 加藤
冬ばれに湖上のふわり百合かもめ 中野
冬晴れに時を費やすおろか者 紫垣
冬晴れや森の中にある神学部 中野
冬晴れの汀も白く故郷は 白澤
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