俳句愛好会

あしべ文芸第286回7月句会

あしべ文芸第286回7月の季題:
場 所町田典子さん宅
日 時2024年7月10日13:30
参加者数6名
選考作品数18作品
次回予定
9/11
季題:
備考:
今月は甲原さんと長岡さんが同点で特選でした。夏の海、夏アザミも真っ盛りです。
特選句
子の名前残るクレヨン夏の海 甲原

棄て置かる鎌に赤サビ夏アザミ 長岡
準特選句
右見つつ左行く蟹仁王立ち 加藤

花合歓の滴り集め谷江川 長岡
その他の句

山桃の熟れてイサキのうまくなる  町田

露草や聖母マリアの纏ふ青  甲原

七夕や免許返納決心す  加藤

ケタケタとリスの鳴く声走梅雨  興津

睡蓮の水面は平和浜の池   吉永

横丁の昭和の女将冷奴 甲原

梅雨冷えやそろっと夜具をひきよする 町田

苗ニ本胡瓜漬けても追いつかず 加藤

白南風や人間ドッグに一拍で 町田

静けさに光のファンタジー卯月かな 興津

風呂上がり梅酢で癒やす身とこころ 吉永

早場米育つ稙田は緑濃き 吉永

ハンカチで手をふるごとく泰山木 興津

七夕や数え切れない願い事 長岡

 

※写真はクリックすると拡大します