俳句愛好会

第26回/5月句会

第26回/5月の季題:
吟行
場 所国民宿舎壱岐島荘
日 時2018年5月22日16:00
参加者数7名
選考作品数14作品
次回予定
6月29日(金)
季題:牡丹  風薫る
備考:6月は通常通りホテルレオパレスです。
5月は念願の故郷、壱岐へ吟行に行きました。その日が壱岐が終焉の地となった河合曽良の命日だったので地元の河合曽良墓守世話人会の方が行われている命日イベントに私たちも参加させてもらいました。また壱岐の句会、わかば句会の方々と初めて会いました。

その後大幸物産でうに飯を食べて聖母宮や辰の島を観光し国民宿舎に帰り句会を行いました。夜も壱岐焼酎でうに料理を食べながらゲーム、カラオケ、フラダンスなどで盛り上がり湯の本湾を眺めながらの温泉も最高でした。

翌日は大型観光タクシーで壱岐一周。それぞれ自分の町を通過する時は自慢げに名所の説明をしてくれました。みなさん焼酎やお菓子などお土産を持ちきれないほど沢山買って帰りました。昨年は前原の別荘に日帰り吟行でしたが一泊吟行もなかなか楽しいですね。
特選句
句仇と曽良忌に集ふ壱岐の郷  白澤  

うぐいすと和尚の合唱曽良嬉し 加藤  

準特選句
海の幸海女の五月の競い合ふ  紫垣  

異郷での友がら集ふ曽良忌かな 野口  
その他の句

神の島遥か彼方や夏の海     野口  

辰の島船頭スラスラ初夏の海   加藤  

鯉幟少子高齢姿消へ       牟田  

あじさいや雨に匂ひて道飾る   幡鉾  

夏の海見事な絶景辰の島     幡鉾  

紫陽花の蕾と競う雨の音     牟田  

曽良墓標木漏れ日注ぎ風あそぶ  白澤  

辰の島うるわしの風は五色の海  中野  

うらうらと潮の干満音もなし   中野  

島巡り青々色の日和りかな    紫垣  

※写真はクリックすると拡大します